Rogue Territory : Supply Jacket (15oz Indigo)

rogueterritory_supplyjacket

 

2018年購入ブツ紹介が終わったところで既に2019年購入が一つあり、早速紹介いたします。

Rogue Territory の『Supply Jacket (15oz Indigo)』です。

 

前々から「大人のGジャン」が欲しかったのですが、おそらく世の中で最も多いであろう LEVI'S の3rdモデル(Type III)のデザインが個人的に好きではないのですね。あのVシームがどうも好きになれないんですよ。かといって1stモデルと2ndモデルのボックス型シルエットは野暮ったい感じがするし、テーラード・ジャケット型は好きになれないし。なので最初はカバーオール/ワーク・ジャケット/チョアコートと呼ばれるものを中心に探してました。

 

その時点の候補は Tellason の『Coverall Jacket (Selvedge Denim - 16.5oz)』でした。Tellason のジーンズって一度は穿いてみたいですよね。このカバーオールは見るからにタフで無骨なジャケットで、アメリカン・ヘヴィー・リジッドをジックリ育てる楽しみが堪りませんが、冬に(アウターとしてでなく)インナーとして着るレイヤリングを楽しむことが出来ないため選外へ。もっとスリムフィットかつショート丈が欲しいのですね。

 

その他にカバーオール/チョアコートといえば POINTER (今は L.C. King とのブランドネームになっていました) や Carhartt のダックキャンバス生地も良かったのですが、今回はあくまでもデニムにこだわりたいので選択外。それから Railcar Fine Goods というちょっと妙な名前のブランドも結構イイ感じのジャケットを作ってます。

 

次に気になったのは Freenote Cloth というブランド。クラシックなアメリカン・ヴィンテージ・クローズを製作する新興ブランドのようで、モノすごく素敵。残念ながらGジャンは全て3rdタイプですが、『Riders Jacket Waxed Canvas (tobacco)』というのがめちゃめちゃカッコ良いのよ。でも値段が $400 と決して廉くないこともあり勢いでポチるには至りませんでした(しかも今回のコンセプトとは若干違うし)。いつかは欲しいなぁ。。。

 

また、岡山デニム・ブランド(桃太郎ジーンズ, TCB jeans, Japan Blue Jeans, etc)も素敵なのですが、良くも悪くもデザインがフツーで、個人的にはどうしても個性的な made in USA に惹かれちゃうのですよね。

また、一時は F.O.B Factory の『PIQUE 2nd JK』や『CORDUROY 2nd JK』、もしくは WORKERS の『1st Type Jacket』にしようかとも悩んだのですが、初心忘るべからずデニムで押し通すことにしました。

 

で色々と探して最後まで残っていたのが、この Rogue Territory と 3sixteen の『Ranch Jacket (Shadow Selvedge)』。3sixteen も Freenote Cloth 同様にクラフトマンシップ溢れるアメリカン・ヴィンテージ・ブランド。値段はほぼ同じくらいだし(2019年1月時点で Rogue Territory $275、3sixteen $265)、どちらもスリムフィットでエイジングを楽しめそうなのも同じ。

 

選んだ理由は Rogue Territory にはXSサイズがあり超タイト・シルエットに着れることですが、決め手は以下の記事を目にしてそのカッコ良さに痺れたこと(この記事の主眼はジャケットではなくてジーンズのようですが)。

Fade Friday – Rogue Territory Dark Stanton (9 months, 0 washes)

 

記事がなくなっちゃうと惜しいので画像だけ以下に貼っときますね。
rogueterritory_style0


rogueterritory_style1


rogueterritory_style3


rogueterritory_style2


rogueterritory_style6


rogueterritory_style5


rogueterritory_style4

 

はい、私の手元に届いた実物がコレです。パッと見はギミックの無いミニマルなデザインでシンプルそのもの。この匿名性の高い感じは、ある種 A.P.C. のジーンズに通じるところがあると思う。ツマラナイと思う人はとことんツマラナイでしょうね。腹部の両サイド・ポケットはマチがなく「物入れ」というよりはハンド・ウォーマー用のパッチ・ポケットという感じ。左胸のウェルト・ポケットも同様でスマホが入るくらい。

rogueterritory_spjacket_overview

 

勿論バックも何も無し。ヨークは軽〜くラウンドしています。よく見るとダブル・チェーン・ステッチでしっかりと縫製されていて、イイ仕事してます。ウェスト・バンド部分にアジャスタブル・タブあり。
rogueterritory_spjacket_back

 

ネームタグがイカしてます(死語)。おそらくジーンズのスレーキだと思うけど、それをそのまま使ってタグにしてるんだろうね。ブラック・ホークがトレードマークらしい。made in USA 表記でなく、made in Los Angeles ってのもイカしてます。
rogueterritory_spjacket_sleek

 

ボタンのクローズアップ。プレーンなニッケル素材に、ブランド名でなくブラックホークの羽が刻印されてるのがカッコ良い。15.25oz デニムの生地感判りますでしょうか。初めて袖を通す時は硬くてゴアゴア・パキパキ、鎧を身に纏うかのようです(大袈裟すぎか)。馴染むまでボタンの開け閉めが大変!!
rogueterritory_spjacket_button

 

日本製デニムであることを強烈にアピール。嬉しいね。生地メーカー名の記載はありませんが、Rogue Territory の別の商品説明を見ると Nihon Menpu (日本綿布) との記述があるものがありますね。これもそうなのかな? 商品の注意書きにもあるけど初着用時のインディゴの色落ちが激しい。気が付いたら手が真っ蒼。
rogueterritory_spjacket_fabric

 

自分で意図的にXSサイズを選択したとはいえ、私の想像以上にタイト。リジッドなので着るのに一苦労。これを着用できるアメリカ人ているのでしょうか? ジーンズ同様に着用すれば伸びてくるものと思いますが、少しでも太ったらボタンが締められなくなりそうなので体型維持管理に務めつつ、着倒してイイ味出します。押忍!! オス!!


buddy : Bull Terrier Hi Heel Zip (white)

buddy_bullterrier_hiheelzip1 buddy_bullterrier_hiheelzip2

 

最後の2018年購入アイテム紹介は、日本発のスニーカー buddy の『Bull Terrier Hi Heel Zip (white)』。

 

比較的新しいブランドとの認識はあったのですが、調べてみたら2011年に大阪でスタートしたとのこと。スニーカーのモデル名は犬の種類なのだそうで、コレはブルテリアですが、その他にコーギー、ジャーマン・シェパード、ダックスフントなどがあります。

 

前々から白いスニーカーが欲しかったのです。ただ、Nike のようなハイテク系ではなく、シンプルでオーセンティックなヤツが。となると adidas の『Stan Smith』や LACOSTE の『L12.L12』が思い浮かびますが、ローカットでなくハイカットが希望なんですね。じゃあ CONVERSE の『ALL STAR』? となりそうですが、キャンバス地でなくレザーが欲しいのです。と思うと意外に気に入るものが見つかりません。。。

 

これは偶々通りがかった buddy 直営店で見てピンと来たもの。今どきネットで何でも探せるはずだけど、やはり街を歩いて物色するという行為は必要だなと思った次第。がしかし、25,000円 と結構いい値段だったのでその時は買いませんでした。で、年末のバーゲン・シーズンまで待ったところ幸いにも在庫が残っていて、しかも 50% Off だったのでついにゲット!!です。

 

でも何でそんなに高いの? と思って調べてみたら、ベジタブル・タンニンなめしとクロムなめしの2工程から製造されているとのこと。なるほど。なのでレザー製品らしい質感なんだけど綺麗なホワイトで丈夫かつ雨にも強いスニーカーに仕上がっているというわけですね。

その他、ソールは天然ゴムの混合率が高く足に馴染み易いけれど削れにくいとか、靴本体とソールをマッケイ製法で縫い合わせているためソールが剥がれにくくかつツルリとした表情に仕上がっている、などなど作り手の思いが伝わってきますね(でもバーゲン価格でないとおいそれとは買えません)。

 

少し前に買ったので既に何度か履いていて、真っ白ではありません。。。

レザーはシボのあるものとスムースレザーの2タイプありますが、私が購入したのはスムースの方。

buddy_btheelzip_overview

 

Hi Heel Zip の由縁ともなっているのがこの踵のジッパー。

ハイカットモデルなんだけど着脱が簡単。見た目にもアクセントになってます。
buddy_btheelzip_back

 

これがマッケイ製法部分。縫い目が綺麗で仕事が丁寧なのが判ります。
buddy_btheelzip_side

 

という訳でスニーカーなんだけど品があって、デザインにクセが無いので飽きずに履けそう。

いつも Redwing のアイリッシュ・セッター (オロラセットもしくはブラック) ばかり履いてますが、「濃紺デニムにホワイトレザー・スニーカー」ってのに憧れてまして、ようやく叶いました。

そう、A.P.C.『Petit New Standard (Indigo/rigid)』 に buddy 『Bull Terrier Hi Heel Zip (White)』 なのだ。


Bolzonella : Denim Shirt

bolzonella_denim_shirt

 

続く2018年購入アイテムは、イタリア北部の街パドヴァのカミチェリア BOLZONELLA の『Denim Shirt』。

 

私、イタリアのシャツは生まれて初めてであります!! イエッサァー!!

Luigi Borrelli, Barba, Fray, Finamore などなどブランド名だけは知っていましたが、買ったこともなければ勿論着たこともありません。自分では買うことはないと思っていました。

 

前々からデニム・シャツが欲しいなぁとは思っていたのですが、私の中では優先順位が低く、真剣にアイテム選定していませんでした。で、ある日偶々立ち寄ったセレクトショップで店員さんがセール対象となっていたコレを持ってきたのですね。私の好みを知っていたわけではなく小柄な私でも着ることのできるサイズということで。

 

いわゆるイタリア・シャツの王道ではなくて、アメリカン・カジュアルとイタリアの上品なシルエットが巧みに融合した感じで、こういうパターンもあるんだ!? という発見でした。気取り過ぎず絶妙な抜け感があって、でもどことなくエレガントでこなれた柔らかな生地感が素敵。

ヘヴィー・オンス/肉厚フェチの私としては、10oz以上のごっついデニム・ワークシャツを買うイメージしかなかったのですが、コレは非常に手触りの良い生地で、おそらくこれがコーマデニムなんだろうなと思います。

 

はい、こんな感じです。ハンガー吊るしでは判りませんが、イタリアらしくスリム・フィットで、着用すると肩のラインが非常に綺麗なんすよ。

bolzonella_denim_shirt_overview

 

バックがこちら。意外にもヨーク部分がウェスタン風。トルソーに着せるとウェストがシェイプしているのが判るのですが、さすがに自宅にトルソーはありません(笑)。
bolzonella_denim_shirt_back

 

襟はイタリアらしくカッタウェイ・デザイン。でも前立てはシッカリとあって完全にカジュアル寄り。これがプラケットなし(フレンチ・プラケット)だとドレッシーになるのでしょうけど、そうだったら私は買っていなかったですね。釦はホーンボタンっぽい。
bolzonella_denim_shirt_neckline

 

このシャツの一番の特徴が左カフの花刺繍。人によってはイキッた感じがイヤラしいと思うかもしれませんが、やり過ぎるちょっと手前でこれはこれでアリかと。剣ボロも綺麗だしサイド・ガゼットもあってそこは流石イタリアという感じ。
bolzonella_denim_shirt_cuff

 

今は寒いので着る機会がないですが、春先にサッと気軽に羽織りたいっすね。


J.Crew (Wallace & Barnes) : Canoeist smock jacket in ripstop cotton (olive)

yarmo_drivers_jacket

 

2018年末バーゲン購入した J.Crew のサブ・ブランド Wallace & Barnes の『Canoeist smock jacket in ripstop cotton (olive)』を紹介。

 

Wallace & Barnes は2011年にスタートしたラインでヴィンテージをベースに素材と作り込みにこだわったハイエンド・ラインとのこと。Ralph Lauren の RRL みたいなもんでしょうか(格というかグレード感が違いますが)。

400ドルくらいのモノが140ドル以下だったので勢いでポチりました。数分後に再度見てみたら売り切れていたのでタッチの差だったみたい。

 

一見してミリタリー色の強いヴィンテージ・スモック・デザインにオリーブカラーが男心を擽ります。J.Crew サイト商品説明文に、第二次世界大戦中(WWII)のイギリスの特殊舟艇部隊(SBS : Special Boat Service)が着用していたジャケットからインスピレーションを得たと書かれています。ふぅ〜ん。

 

で、ちょっと気になったので canoeist smock でググッてみたところ、何とこのジャケットに瓜二つのイラストやジャケットがあるではありませんか!! これは似ているというレベルではなく、見た目は同一物と言ってよいと思います。

canoeist_smock_design hawkwood_mercantile_canoeist_orange hawkwood_mercantile_canoeist_navy

 

ブランド名を見てみると Hawkwood Mercantile とあります。勿論知りません。調べてみると、

 

デザイナーの Richard Illingworth は大学でテキスタイルデザインを学んだ後、フリーランスとしてラルフローレンをはじめ様々なブランドのテキスタイルデザインを手掛け、2016年に自身のブランド『Hawkwood Mercantile』をスタートしました。デザイナー自身がヴィンテージウェアのコレクターでもあり古き良きミリタリーやアウトドアを根底としそれらからインスパイアされたコレクションを展開しています。イギリス国内では高品質な製品を小ロットでつくることが難しいため、インドに自社工場を設け、熟練したテーラーを招き、イギリスの生地と付属品(ボタンやドローコードなどのパーツ)を持ち込んで全て手作業でつくられています。

 

とのこと。どうやらこれはヘンタイのシワザ(情熱を持ったデザイナーによる渾身の作品)のようですな。

 

Hawkwood Mercantile の instagram を見てみると、この『Canoiest smock』以外にも、『Tryfan anorack』, 『Carrier jacket』, 『Kayak jacket』, 『Section jacket』などなど、アナログでレトロなんだけど機能美に優れ、ファッショナブルではないのにカッコイイ・ジャケットを沢山リリースしています。カラーもアーシーなものばかりではないようです。また、日本のセレクトショップでも取り扱い始めているところがあるようですね。う〜ん、これは欲しいぞ。

 

となると気になるのは J.Crew と Hawkwood Mercantile の関係。ですが、これは判りませんでした。。。Hawkwood を取り扱っているコマース・サイトの説明文に「The Canoeist Smock is based on a vintage British SBS, "Special Boat Service" Canoeist Smock designed in the 50's. 」とあり、もはや偶然の一致とは思えません。もしや製造が同じか?と思いましたが、Hawkwood はインド生産に対し J.Crew はベトナム製でした。あまりにソックリなのでデザインをライセンスしているのかもしれません(まさかこの大手ブランドが丸パクリしているとは思い難いですし)。

 

私の手元に届いたのがコレ。リップストップ生地でゴワッとしているし、スモックなので脱ぎ着も面倒で、決してコンフォータブルなアウターではありませんが、でもやっぱカッコイイです。全部で6つのポケットが付いていて(2つの胸ポケットは単なるデザインでなく本当に袋状のポケットです)、左胸の傾斜ポケットは "storm construction" と呼ばれる、水が入らないように開口部が折り畳まれた構造になっています。

jcrew_canoeist_smock_overview

 

何と言ってもサイコーにカッコイイのが背中のラージポケット。雑誌がそのまま入るくらいの大きさ。着たままだと使えません(笑)!! バックパックの代わりという説明がありましたが、SBS(特殊舟艇部隊)は二人1組でオペレーションを実施したという記述から思うに、相棒が荷物を出し入れしていたように思います。
jcrew_canoeist_smock_back

 

フードの台襟は結構高く、襟ぐり(喉元)の右側に大きな3つのボタンが付いていて、ドローコードで絞るとともに幅広チンストラップを上下二段でしっかりホールドします。写真は撮っていませんが、左側にはスモール・ポケットが付いていて、ヘッドフォンのような小アイテムを入れるのに適していますが、WWIIないしは50年代という時代にはヘッドフォンなどあるはずもなく、「ミステリー」だといってます。
jcrew_canoeist_smock_neckline

 

フードは作り付けで取り外しできません。フードトップにはサイズ調整用のスナップボタンとベルト・アジャスターが付いていて、ミリタリー・ディテールを再現しているのが実に素敵です。
jcrew_canoeist_smock_hood

 

という訳で、廉くてお買い得だったのかそれともモドキを掴んでしまったのか少々複雑な気持ちですが、少なくともリップストップの生地感はしっかりしていて悪いモノではないので良しとしましょう(と自分を慰めてみる)。


Dolmen : Hunting Jacket (Pastel Bleu)

yarmo_drivers_jacket

続きましては2018年購入物 Dolmen の『Hunting Jacket (Pastel Bleu)』を紹介。

 

実は Yarmo の Drivers Jacket よりも前に気になっていたのがコレ。そもそも "Dolmen" でググるとトップ・ヒットが "支石墓" だったりする。一体ソレッテナニ。

 

「支石墓(しせきぼ)は、ドルメンともいい、新石器時代から初期金属器時代にかけて、世界各地で見られる巨石墓の一種である。基礎となる支石を数個、埋葬地を囲うように並べ、その上に巨大な天井石を載せる形態をとる。」(wikiより)

ふーん、成る程。。。ってかこのドルメンをブランド名にしちゃってるのが意味不明!!

 

このようなマイノリティー・ブランドを私が知る由もなし、偶々ネットで見かけてコレが欲しいっ!! と思って半ば衝動買いしたのがコレなのですね。で、このジャケットを紹介していたのがセレクトショップ『diaries』さんなのです。最初に見た(見付けた)のは diaries さんのブログで、店主さんの熱意と洋服愛が伝わってくる記事ととも掲載されていた藍色というか青味の強いターコイズ・ブルーというか、兎に角絶妙なカラーのハンティング・ジャケットに一目惚れしてしまいました。

 

色々と語りたいのですが、全てが diaries さんからの受け売り情報ですので、是非 diaries さんのブログをご覧ください。

 

コレです!! この色味が堪りません!! 1枚仕立てのコットン・ジャケットなので防寒性はそれほど高くないです。ググると生成りの白(LightBeige)のタイプがあったので、おそらくそれを藍染めしたものと思います。ラグランスリーブにウェストベルトがカッコ良い。

dolem_hunting_jacket_overview

 

後ろ姿。背中両サイドにハンティング・ジャケットならではのゲームポケット・ボタンが付いていて袋状になっていますが(例えば Barbour の Bedale は乗馬用なので付いてませんが、ゲーム・ハンティング用の Beaufort には付いてますよね)、荷物のホールド感は弱くあくまでデザインと考えた方が良さそうです。
dolem_hunting_jacket_back

 

襟元には小さなチンストラップあり。襟を立てるとさらにカッコ良し。ボタンもしっかり染まっていて(ということは尿素ボタンでなく、コロゾボタン/ナットボタンと思います)、生地を染めてジャケットを作ったのではなく白ジャケットをそのままザブンッと染めたのでしょうか。
dolem_hunting_jacket_vzone

 

意外にも襟裏にしっかりとジグザグ・ステッチが。芯が入っているようにも思えませんが、いずれにせよ型崩れをしないようにと手抜かりのない仕事が素敵です。それからこのジャケットの顔とも言える右肩のガンパッチ。クッション・パッドは入っていません。
dolem_hunting_jacket_collar

 

diaris さんが説明していて始めて知った脇の下のピボット・スリーブ(台形のマチのようなもの)がこちら。スポーツウェアやワークウェアなどにも用いられるそうで腕の運動量を考えてデザインされたものだそう。なるほど。
dolem_hunting_jacket_underarm

 

最後に Yarmo の Drivers Jacket の上に羽織ったところ。ちょっと着膨れ感がありますが、これにマフラーをすればコットンだけでも寒くないし、レイヤードも楽しめます。
dolmen_and _yarmo


Yarmo : Drivers Jacket (German stripe)

yarmo_drivers_jacket

ちょいと時間ができたので2018年に購入した衣服を紹介。タイムリーな紹介ではないので季節感はございません。。

 

Yarmo の『Drivers Jacket (German stripe)』です。

 

以前に私の中で白いボタンダウンシャツ・ブームが来ていると書きましたが、それをキッカケにジャケットが欲しくなりまして、人生で2着目のジャケットです(ビジネス・スーツを除く)。

今まではアウトドア系/アメカジ系のラギットなものを好んでいたので小洒落たジャケットなぞ殆ど買ったことがありませんでした。唯一持っているのがビジネス・カジュアル用に買った SHIPS のモールスキン素材のネイビー・セットアップですが、なにせ15年くらい前のものでして。。。(着用回数も20回程度で傷みはあまりなく今でも充分着用できるのですがね)

 

そうなると白シャツの上に羽織るものが無くて、涼しくなって来て困っちゃったのですよ。で初めてプライベートで着るジャケットを探すことにしました。ウール素材は取り扱いがデリケートで面倒なのであくまでコットン、自宅の洗濯機でも気にせず洗えるようなラフなもの、ボトムは細身のデニム(濃紺のスリムないしはテーパード)に似合うもの、が基本コンセプトです。

イメージはデーラード・ジャケットのようなカッチリとした綺麗目なモノではなく、ワーク・ジャケットもしくはカバーオールっぽいヤツで無造作にバサッと羽織れるやつ。もちろん価格も控えめで。

 

ただ、私の中にその手のファッション見識やブランド知識がほとんどないこともあり、明確な目的意識もなくボーッとネットサーフィンしていて最初に気になったのが、Made in England なのに2万円前後とリーズナブルなこの Yarmo の Drivers Jacket でした。

で、調べはじめてみると蘊蓄が沢山あって面白いんですよ。何故 Drivers と言うのか/それがデザイン上どこに顕れているのか/ペンホールが胸ポケットの奥に隠れている、等々 本当は仕入れた蘊蓄を語りたいところなのですが、完全に人の受け売り(コピペ)なのでやめときます。

 

この Drivers Jacket、どうも年によって素材やカラーが異なるようでバリエーションが豊富(良くも悪くもデザインは変わらないので数年前に生産されたものでも問題なし)。最初に気になったのは茄子のような明るめネイビー(茄子紺)の単色だったのですが、色々と見てるうちにビビッと来たのがこの German stripe。ネイビーに白のピンストライプがカッコイイ。Yarmo にはもう一つ Butcher stripe というのもあるようなのですが、それはストライプ幅が広くかなりオシが強いので私では着こなせません。

 

実際に購入したのがコレ(少し安くて 税込17,280円 でした)。3つボタンで一見しっかりしたジャケットのようですが、ポケットにはフラップ無し/ライニングのない1枚仕立て/よって内ポケットもなし/カッティング・パターンも真っ直ぐでシャレてない、と無い無い尽くしで、それがかえって潔くて素敵。

yarmo_drivers_jacket_overview

 

バック・スタイルもこの通り。ベントやデザイン・シェイプも何も無し。遠目の写真では生地感が判らないと思いますが、それほど厚みはないけど詰まってハリというかコシがあってゴワゴワした感じで着込むと味が出る筈。決して着心地が良い訳ではないのがこれまた潔い。
yarmo_drivers_jacket_back

 

で、どうしても蘊蓄を語りたいのがこの「CC41」のマーク。極めて簡素な作りの理由はここにあったのですね。この CC41 というのは..... と語りたくなりますがやめときます(そして Made in England をアピール)。
yarmo_drivers_jacket_vzone

 

最後はお気に入りの Individualized Shirts の白シャツに合わせたところ。中間に着ているのは J.Crew の『Italian merino wool sweater vest (heather charcoal)』。一昨年にバーゲンで買ったもの。もしかしたら John Smedley のハイゲージニットなぞ着ると良いのかもしれませんが、そもそもそんな上品なモノを持ってないし、スキルアップはこれからってことで。
yarmo_drivers_jacket_with_shirts&vest

 

ベースはワークウェアなんだけど不思議と上品さがあって、でも雑に扱ってもぜんぜん構わないという、なかなか絶妙なポジショニングのジャケットと思います。


Sonny Clark : Cool Struttin’

Cool Struttin’

Jackie McLean 繋がりで思い出したのがジャズ名盤中の名盤、説明不要、問答無用の Sonny Clark 『Cool Struttin'』(58年)。

 

あまりにベタ過ぎて少し気恥ずかしい感じもするが、久し振りに聴くとやはり良いモノは良いということで潔くレビュー。ジャズに詳しくない人でもアメリカン・グラフィック・デザイナー&写真家 Reid Miles によるこのジャケットは目にしたことがあるのではないでしょうか。ニューヨークの喧騒を颯爽と闊歩するクール・ビューティー、いかにも Blue Note Records らしいジャジーなアートワーク。(でも何故そう思うのでしょうか? 不思議です。チコちゃんに聞いてみますかね?)

 

日本では爆発的に売れまくったそうで、なのに本家アメリカではそうでもないというのは有名な話。判りやすいテーマにどこか憂いを感じさせるオフ・ビートな感覚が日本人の琴線に触れるの対して、アメリカ人の感性にはグッと来るものがないのですかねぇ。

 

パーソネルは Sonny Clark (Piano) ,  Jackie McLean (Alto Sax) , Art Farmer (Trumpet) ,  Paul Chambers (Bass) ,  Philly Joe Jones (Drums)

 

58年と言えば Miles Davis 『Kind of Blue』(59年)が生まれる前夜、その Miles クインテットを支えるリズム・セクションに Farmer と McLean の2管が鳴るという実に素晴らしいメンツ。今にして思えば Phille Joe Jones 以外は全て20代という若いメンバーばかりというのも凄い。モダン・ジャズ全盛の空気をそのままパッケージングした歴史的名盤、これからジャスを聴いてみようという人にオススメ。

 

ちなみに、コレは私が学生の頃に買った2枚目のジャズ・アルバム。ジャケットは見知っていたけど Sonny Clark という人なぞツユ知らず、1曲目のホーンによるテーマを聴いて Sonny Clark という人はトランペット吹きだとズーっと思い込んでいたというマヌケな話。

 

アルバム・タイトルでもある『Cool Struttin’』はBPM遅めのミディアム・ブルーズ。この印象的なホーン・テーマは絶対に聴いたことがある筈。ドマイナーでもないけれど勿論メジャーでもないという妖しげなブルーズ感がいかにもジャジー。ソロは Clark - Farmer - McLean - Clark - Chambers とリレーされる。

初めの Clark のソロはシングルトーンで非常に明快、ゆったり弾いたり倍テンポになったりと流麗かつ快活で素晴らしいフレーズが炸裂。続く Farmer はスゥーと入ってきて口ずさむようにトランペットを鳴らしていてこれも素敵。Clark のバッキングが秀抜で Farmer のアドリブの後ろで絶妙にコンピングすることで Farmer が触発されてさらに朗々と唄います。McLean も絶好調で甘さと野太さが共存する感じが堪りません。Clark の二回目は初回同様シングルで攻めますが、より一層開放されて多彩。最後の Chambers はいきなりアルコ(個人的にアルコは好きでないので)。。。が、ほどなく粒の揃ったウォーキング・ソロになり、やがてメンバー合奏の締めのテーマに戻ってきて終了。Philly Joe のドラム・ソロはありませんが、単にリズムキープするだけでなく、リムショットをカツーンと入れたりロールをフィルインしてアクセントを付ける、ソリストを後ろからプッシュする、などなど安定感と躍動感のある演奏は流石なり。

 

続く『Blue Minor』も一度聴けば覚えてしまう判りやすいテーマを持つ楽曲。フックでは哀愁を帯びてリズムがボッサ・チックに変わる。最初は McLean のソロ、こいつがちとビミョーかと。いつもは饒舌な McLean の筈なのにここではたどたどしく覇気がない。タメを効かせているのではなく、フレーズが自在に出てこず考え考え吹いている印象(後半は少し持ち直すけど)。それに対してあとを引き継ぐ Farmer は相変わらずの好調ぶりで、いきなりカッコ良いフレーズで切り込んできて朗々とトランペットを鳴らす。それを裏付けるかのように Clark と Philly Joe のバッキングも全く様変わりして効果的なコンピングが増え、さらに Farmer がそれに応えるという、これぞジャズのアドリブという醍醐味を堪能できます。Clark のソロはまたしてもシングルトーンで悪くはないが、コーラスが長いが故に厚みに欠けて平坦になってしまったキライがあるかと。音楽って難しいなぁ。最後に Chambers のソロを経てテーマに戻る。

 

Philly Joe のドラムで始まる『Sippin’ at Bells』はBPM速めのアップビート・ブルーズ。今気が付いたのですが、Miles Davis 作でした。調べてみたら45年の作品のようで、Miles が Charllie Parker に弟子入りしていた頃のせいか Milies っぽくなく Parker 然としていて、アップビートのなか頻繁にコードチェンジを繰り返す複雑なビバップ・ナンバー。難解なテーマを2管がビシッと決めてカッコ良いよね。このアルバムに収録されている楽曲はメロディックなテーマを持つものばかりですが、唯一これだけがちょっと異質なハードバップ。判りやすいメロディーやハーモニーを楽しむものでなく、良い意味でジャズメンのテクニシャン振りや各プレイヤーの「音の鳴り」を味わうべきものでジャズを聴き始めた人には判り難いかも。

ソロは Clark - McLean - Farmer - Chambers -  McLean - Farmer - Clark と流れ、ソロを尺長に演るのでなく手短に廻すことによって意図的に変化を生むような構成となっています。Philly Joe は冒頭以外はソロを取りませんが、終始いい仕事をしていて敢えてドラムだけに着目して聴いてみるという楽しみ方もあります。個人的には真ん中の Chambers のアルコがアドリブ・リレーの流れをブツ切りにしてしまったのが残念な気がするのですが、これはアルコ嫌いの偏見かも?

 

『Deep Night』は哀愁度MaxのメロディだがBPMはそれほどユックリでもなくバラードというよりは軽快なメロウ・ジャズ。最初はホーン抜きの凛々しいピアノ・トリオ演奏でドラムはシュコサッ・シュコサッとブラッシュしていて、私を含めこのタイプに弱い日本人は多い筈。

Clark のソロもリリカルで美しくコロコロと弾んで聴いていて気持ち良いですよね。Farmer のソロに入るタイミングで Philly Joe がブラシからスティックに変えたのがアクセントが効いてます。おそらく曲調が Farmer の資質に合っていて、伸びやかに吹いているのが判ります。続いて登場する McLean がこのアルバムベストの演奏で、情感を籠めてタップリと唄っていて生々しく彼のヴァイヴが感じられます。Clark の短めのソロを挟んで Philly Joe のドラム・ソロ。彼の高揚している感じが伝わってくるソロで、演り過ぎる一歩手前でラストのテーマに戻ってくるという絶妙さ加減。名曲にして名演です。

 

オリジナル・アルバムは以上の4曲。以下の2曲はCD化にあたり追加収録されたボーナス・トラック。悪くはないけどやはりオリジナル収録曲の方が出来が良いです(当たり前か)。

 

『Royal Flush』はファンファーレのような勇ましいテーマを持つ楽曲で、2菅が揃って飛び跳ねて走るイメージ(私的には『カリオストロの城』の冒頭、ルパン と 次元 が銀行から現金を強奪して逃げる障害物競走シーンを思い浮かべます)。最初のソロは McLean で悪くもないけど絶好調でもないという微妙な感じですが、あとを受け取る Farmer が彼らしいイイ仕事をしていてそれにインスパイアされたのか Clark も巧みに呼応していて、ジャズのアドリブの妙を楽しめます。Clark のソロでは Philly Joe がリムを効果的に使っていて素敵ですが、Clark 自身のソロは平凡な印象。続く Chambers のソロはアルコでなく普通のピチカートで良し、最後は Philly Joe の短めのソロ(これが結構カッコイイ)からテーマ再演へと。

ちなみに "Flash" でなく "Flush" なのはどのような意味が込められているのですかね。

 

いきなりドラムの疾走で始まる『Lover』はアルバム最速のアップビート・ナンバー。主役は Clark でなく Philly Joe ですね。テーマはAABA形式ですが、Bのところでワルツ調になるのが特徴。まずは McLean のソロ、Chambers のウォーキング・ベースに乗って迸るフレーズは快調で後ろで誰か(Philly ?)が唸っているのが聞こえます。が、途中で息切れしてしまった(?)のがちょっと残念。Farmer も頑張っていて序盤は性急なフレーズも難なく吹きまくりますが、後半はアイデアが尽きてしまった感じか。カッコ良いドラム・ソロからシンバルワークのブレイクを挟んでテーマへと。エンディングもドラムです。気が付けば Clark のソロがない。

 

久し振りに堪能しました。音楽史を変えた「名盤」ではありませんが、判りやすく親しみやすい「銘盤」ですね。


Jackie McLean : Demon's Dance

Demon's Dance

久し振りの音楽レビューはジャズです。書き方を忘れてしまったので、気負いすぎることなく軽くいきたいと思います。

 

選んだのはNew York 生まれのアルト・サックス奏者 Jackie McLean 1970年リリース(録音は67年なのに)の『Demon's Dance』。選んだのに深い意味はなく、CDラックを漁って偶々目に入ったのがこれ。

 

ウン10年振りにこのオドロオドロしいジャケットを見ることになりましたが、それにしてもインパクトありますよね。肉感的な描写力とアシッド感満載の色彩感覚で描かれる作品から放出されるエナジー量が尋常でないです。アナログLPサイズだと尚更でしょう。で、この感じどこかで見たことあるなぁと思って調べてみたら、案の定、Miles Davis の『Bitches Brew』(70年)と『Live-Evil』(71年)を手掛けたパレスチナ系ドイツ人画家 Abdul Mati Klarwein によるものでした。その他に Santana 『Abraxas』(70年)、Earth, Wind and Fire 『Last Days and Time』(72年)なども彼のアートワークですね。

 

McLean は一時期フリージャズにも傾倒していましたが、このアルバムは正統派ハードバップで、Miles のような革新的なアプローチやロック色はありません。このグロい黒魔術ジャケットゆえ人によっては嫌厭してしまうかもしれませんが、良質なハードバピッシュが聞きたい人にはオススメと思います。

 

パーソネルは Jackie McLean (Alto Sax) , Woody Shaw (Trumpet & Fluegelhorn) , LaMont Johnson (Piano) , Scott Holt (Bass) , Jack DeJohnette (Drums) の布陣。

 

『Demon's Dance』はその名の通り引き攣ったような(酔っ払いのような?)テーマが印象的なアルバム・タイトル曲、McLean 作。ズンズン突き進む Holt のベースに乗って Johnson のピアノがモーダルなウネリを作るスケールの大きな楽曲。この時点では DeJohnette は新進気鋭の新人と思いますが、荒々しくも堂々とスウィングする様とロール・フィル・インによる盛り上げ方は実に素晴らしいですね。McLean のソロも良いですが、その後を引き継ぐ Shaw の高らかに鳴るラッパが最高です!! Johnson も良い意味で粗野で野放図、とにかくメンバー全員のイケイケ感が伝わってくる佳曲。

 

『Toyland』は John Coltrane , Lee Morgan , Freddie Hubbard などのアルバムに参加したトランペット奏者 Cal Massey による作品。冒頭のヘンテコなテーマが意味不明ですが、シットリとした甘辛いバラードで、情感を籠めた哀愁の McLean 節が堪能できます。McLean のテーマ・メロディに合わせた DeJohnette のシンバル・ワークがニクイよね。Johnson のピアノ・ソロはシンプルですがリリカルで良いです。もう少し弾いてもよかったんじゃないでしょうか。

 

『Boo Ann's Grand』は Woody Shaw オリジナル、スウィンギーでヤンチャなアップ・チューン。メンバー全員のソロがフィーチーされてます。アゲアゲな4ビートに乗って上へ下へと繰り出す McLean にこれまた縦横無尽に吹く Shaw ですが、全体的に練りこみが足りない感じがします。スリリングな演奏でこれぞジャズの醍醐味ですが、悪い意味でジャズのアドリブ一発勝負/勢い任せによるマイナス面が出ているように思います。Johnson のソロはまずまずと言ったところでしょうか。

 

Art Pepper も取り上げた名曲 Woody Shaw 作の『Sweet Love of Mine』。ボッサの軽快な8ビートに乗ってタイトル通りに吹かれるスゥィートなテーマ・メロディは何となく聴いたことのある人も多いのではないでしょうか(全く関係ないけど Guns N' Roses の『Sweet Child o' Mine』を思い出しました)。McLean のソロはスムーズで甘く切なく彼の真骨頂を発揮、しかし、それを受ける Shaw がしなやかに伸びるトーンとダブルタイムで攻めるアドリブで McLean を凌駕、続く Johnson のピアノ・ソロも素晴らしく、リリカルなタッチからアツいブロック・アプローチへと。楽曲の良さと最高の演奏によるまさに名曲です。

 

性急なリズムに乗って印象的なテーマ・メロディを鳴らす『Floogeh』は McLean オリジナル。典型的なモード・4ビートで、DeJohnette の小気味良いドラム・ワークに乗って McLean が快調に吹きまくってます。時折ブヒィ〜とフリーキーに鳴らすのもその証拠かと。Shaw もいわゆるジャズのアドリブで実にスリリング、Johnson のピアノから Holt のベース・ソロへと渡りテーマに戻るという展開も見事ですね。

 

DeJohnette のドラムで始まるラストの『Message From Trane』は<2>と同じく Calvin "Cal" Massey のペンによるもので、このアルバム録音の5ヶ月前に亡くなった John Coltrane に捧げられたナンバー。 と言っても所謂レクイエムのような沈痛なトーンではなく、明るく軽快なジャズです。2管が力強いテーマを繰り返しながら最初の McLean のソロは好調、続く Shaw も爽快に鳴らしているし Johnson も颯爽としたプレイ、最後は DeJohnette の圧巻のドラム・ソロで締める。正に快演。


Filson : 24-Hour Tin Briefcase (Dark Tan) - 1年後

filson_24h_briefcase
Filson の『24-Hour Tin Briefcase (Dark Tan)』を購入してから1年、ウィークデーの仕事で毎日使いました。どのようにエイジングが進んだでしょうか。ブログにコメントも頂戴しておりますので(お読みいただき有難うございます)、使い心地とあわせて紹介したいと思います。

 

はい、こうなっております。見ての通りフロント・ポケットの下部がかなり汚れてますね。電車の乗車待ちホームや待合せの路上などには置かないよう気を付けて使用してましたがそれでもこうなっちゃいました。オフィス・フロアの直置きは避けられないものの、要注意は呑み屋での床置きです。また、全体的にハリがなくなってこなれて(草臥れて)きてます。

Filson_24hour_aged_overview

 

写真では判りにくいですが、ショルダー・ストラップもかなり黒炭んでます。もろにコットン・キャンバス生地なので当然なのですが。個人的にはレザー・ストラップ(別売 85ドル)をお勧めしたいのですが、決して安くないのがツライところ。

 

接写してみました。フロント・ポケットに皺が出来て、その皺部分が特に黒くなっています。これも自然の摂理です。もう少し小物を入れて常にポケットを膨らんだ状態にしておくのが良いかもです。

ラゲージ・タグは Filson のものでなく別個に購入したものです。

Filson_24hour_aged_frontpocket

 

ちなみにラゲージ・タグは Filson オリジナルだと 75ドル (少し前は 65ドル だったような...) もするので、Etsy で探したものです。SoGoodSoWood というウクライナのショップで、片面にコンパスのスタンプを入れて 11.5ドル のところ20%オフのキャンペーンを適用して購入しました。"Dark Espresso" というカラーが Filson のブライドル・レザー(Brown) と色味が似ていて、馴染んでいると思います(レザー製品としての厚みが少々足りないのが残念ですが、この価格で文句は言うまい)。

 

ハンドル(持ち手)部分に一番荷重が掛かるためか、最もエイジングが進んでます(写真では伝えられませんが)。こなれた点はブラス・ジッパーで、購入時は開閉がスムーズでないと書きましたが、今では若干良くなりました。良い意味でエッジが取れたのでしょう。

Filson_24hour_aged_closeup

 

最後は敢えてお見せしますが、カバンの底面です。ウエェ〜です。

そういえば、5月にワックス(購入時に付いてきたもの)を塗り直してますが、もっと早めにそしてマメにやるべきかもしれません。。。

Filson_24hour_aged_bottom

 

この1年間、通勤・移動時に行き交う人のカバンをチェックしてましたが、Filson のブリーフケースに出会ったのはたった二人でした。一人は茶色の Original Briefcase、もう一人は紺色の 24-Hour Briefcase で、私と色・形が同一のモノは見かけませんでした。出来るだけ人とカブりたくないと思っていたので、これは狙い通りですね。

 

機能性も充分です。

・ 2つのフロント・ジッパーポケットと本体との間のオープン収納ポケット(交通系カードの出し入れに便利!!)

・ 内部は小物を仕分けるインナー・ポケット(2つ)とノートPCを収納するパッド付きスリーブ

・ 外側背面には新聞や雑誌をポイと入れられる薄マチ・オープンポケットにトロリー・ストラップ(キャリーケース・ハンドルに取り付けられる)

と申し分ありません。

 

唯一にして最大の欠点は、想像以上に全体的に経年劣化エイジングが進んでいることでしょうか。

(「親から子へ、子から孫へ」などと言いますが、果たしてどうでしょうか)

 

総合的には満足しております。が、所有欲を満たしてしまいましたので、今では次なる(何年後でしょうか?)ブリーフケース探しの旅に出ています。


Soundman : Marcy (Cottondrill - Navy)

soundman_marcy_navy

見つけた瞬間に衝動買いしてしまった Soundman のウェストコート(ベスト)『Marcy (Cottondrill - Navy)』を紹介。

 

私自身アパレル・ブランド全般あまり詳しくないので、Soundman というブランドは全く知りませんでした。ちょっと調べてみたのでここに書いておきます。

 

・ デザイナー : 今井 千尋 (イマイ チヒロ)

・ 大学時代のアルバイトをきっかけにアパレル業界へ。インポーターや国内トラッドメーカーを経て、今はなき NewRepublic の日本進出に祭しゼネラル・マネージャーを務める

・ 1999年独立し有限会社サウンド設立、2000年より自身のブランド Soundman を旗上げ

・ 基本コンセプトは "20世紀に完成したテーラード、ワーク、ミリタリー、スポーツとカテゴライズされる 主に英米の男服のディティールを掘り下げ、21世紀の視点からリ・デザインする Stylish-low-tech clothes (スタイリッシュ・ローテク・クローズ)。ブランド名はブリティッシュ・イングリッシュでSound=Coolの意から" とのこと(Webページより転載)

 

Webストアに "1999" と表記があるのは会社設立元年の意があるのでしょうね。

 

だいぶ前からプライベート(カジュアルな私服)の時に着用するジレ(防寒用のウール・ベストやダウン・ベストのようなものでなく、アクセントとしてのアイテム)が欲しかったのですが、なかなか気に入ったのが見つかりませんでした。WORKERS の『Cruiser Vest』のようなものではワークテイストが強過ぎるし、かといってスーツ用のウェストコートでは浮きまくっちゃうしなぁと。

 

で偶々目に留まったのがこの Soundman : Marcy というワケです。

 

胴衣右側(上記写真では向かって左)の上下2つのポケットと傾斜のついたスケールポケット(胴衣左側)はワーク然としたものですが、アシンメントリーなデザインと打ち込まれたネイビーのコットン生地がややキレイ目な印象を与える絶妙なバランス感が素晴らしいです。

 

ちなみにコットンドリル生地(経糸の目を詰めて密に織った綾織の生地で、地厚で耐久性が高いことから作業服や軍服等に使われてきた)とは、日本では太綾織りとも呼ばれ、一般にチノクロスと呼ばれることが多くイギリスではそれをコットンドリルと呼ぶのだそうな。

 

どうです、この感じ。気取らず、でもカッコイイ。

印象的な斜めのポケットはスケール/ペン/カッターなどを入れることを想定したデザインだそうで、リアルにワーク用としても使えるのかな。ボタンは5つ。

Soundman_Marcy_Overview

 

ポイントはバックにも。尾錠があります。ウェストコートは後ろ姿も大事ですから。

程よく絞ることでシュッとした出で立ちになる。生地は前身頃と同じもの。

Soundman_Marcy_back

 

何故か色味がブラックになっちゃってますが上と同じものです(iPhone7 カメラの自動調整機能って便利だけどこうなるのは困りますね)。ミッチリ打ち込まれたコットンです。ボタンはメタルで、エイジング処理が施されてます。

Soundman_Marcy_button

 

サイド部分。布端処理もがっちりロックされていてタフネス極まりない。

Soundman_Marcy_side

 

Soundman のブログを見てみたら、この Marcy はブランド初期からリリースされている定番らしく、今までに様々な素材やカラーで繰り返し製作されていたようですね。で、この2018年秋の最新版はインディゴ染めの刺し子生地(江戸時代の火消しが出来ていた半纏や柔道の道着をイメージしてください)だそうで、それをボールバイオ加工しているとのこと(ボールバイオ加工って何だ?と思ったら、要はストーンウォッシュのような感じで着込んだような風合いになるそうな)。

うグゥ〜 欲しい!! 欲しいゾッ!!


search this site.
calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
profile
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM
sponsored links